ダイヤモンドの世界的な価値を確認しよう。
ダイヤモンドを購入されると「鑑定書」と「鑑別書」の２つがあります。
鑑定書の正式名称はダイヤモンドグレーディングレポートと言います。重量（Carat）、カラー（Color）、クオリティ（Clarity）、カット（Cut）のグレードが書かれている書類です。
鑑定書には４Cに加えて細かい寸法や蛍光性なども書かれているため評価の対象となります。鑑定書がついている良さは電話見積が可能ということです。現物を見なくては最終的な金額をだすことは困難ですが、プロの鑑定士になると鑑定書で石の状態を想像できます。
鑑別書とは、ダイヤモンドの証明書みたいなものです。鑑定書を発行する時にはこの石はダイヤモンドですということを前提にグレードが決められます。その前提を作る書類が鑑別書です。
さて、一般的には大きいダイヤだから高く売れると思う人が少なくありません。ダイヤモンドの価格は1カラットあたり〇〇円で敬さんをします。その為大きいいものは重量がある為に高額買取になります。しかし、あくまで４Cですので重量だけで判断されないのが面白いところです。
最近はフォーエバーマークのダイヤモンドというのもあります。鉱山選びに始まり、カット、鑑定という美しさに関する厳格な基準、採掘からお客様の手元にいくまでの社会性のある流通ルートに対してダイヤモンドの130年老舗デビアスグループが認定するものです。そのダイヤには、肉眼で見ることができないブランドアイコンと個別認証ナンバーが印字されています。このダイヤの流通量は世界中のダイヤの１％未満と言われています。
世界のダイヤモンドの大きさのランキングは
ちなみに、世界のダイヤモンドの大きさのランキングは
第1位、ゴールデンジュビリー、545.67カラット
1997年にタイ王室に献上されたものです。
第2位、偉大なアフリカの星（カリナンⅠ世）、530.20カラット
イギリス王室所有。ロンドン塔で永久保存
第3位、インコンパラブル、407.48カラット
アメリカの企業を中心に３社で共同所有という形をとっている金色のダイヤ
第4位、アフリカの小さな星（カリナンⅡ世）、317.40カラット
大英帝国王冠に飾られていたものが、カリナンと同じくロンドン塔で保存
第5位、スピリット・オブ・ドゥグリソゴノ、312.24カラット
アフリカで採掘された黒ダイヤ
そして、２位と４位は元々3106.75カラットの原石から9個のカリナンと96個がカットされました。このように一つの原石から大きな石を取る場合もあれば、いくつもの石をとることもあります。その為に重さだけで判断されないのがダイヤモンドです。
輝きの一番良い場所を残して光り輝くようにカットすれば、それはカラットこそ小ぶりになりますが輝きは増しますよね。ですから４Cが大切になります。
高額買取の人気ブランドや使われている材質が金なのかプラチナなのかでも価格が変わります。
買取でもっとも大切なものは、自己判断できないモノということになるのではないでしょうか。
自己判断できない価値あるものと知りましょう。
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