ダイヤモンドの買取相場は質で決まります!
ダイヤモンドを売ろうか迷っているけれど、自分のダイヤモンドにどのくらいの価値があるのかわからないあなた。
買取相場がどうやって決まるのかを知っておけば、査定に出す前にだいたいいくらで売れるのかがわかって安心ですよね。
タイトルにあるように、ダイヤモンドは「質」によって買取相場が決まります。
でも具体的に質って何で判断するのか?
この疑問を解消していきましょう。
ダイヤモンドの質は「4C」という基準で判断されます。
4Cの内訳は、Carat(カラット)、Cut(カット)、Color(カラー)、Clarity(クラリティ―)です。
この中でも特にカラットで大きく価値が変わるので、カラットだけでもわかれば、査定前にだいたいの相場を知ることができます。
その他のカット・形状については、カットの評価がされないため、ダイヤモンドの買取相場としては低くなる傾向があります。
カラーは色のことです。
ダイヤモンドは通常黄色味を帯びる傾向があります。そのため、無色に近いほど希少価値が上がり、価値が高くなるのです。
カラーはダイヤモンドのDを最高評価とし、D~Zまでの11種類に分類されます。それぞれの色は大まかにDEFは無色、GHIは非常に薄い黄色、JKLは薄い黄色、M~Zは黄色です。
クラリティーは透明度を表します。
ダイヤモンドは天然の宝石のため、微細な内包物や傷が存在するのが通常です。内包物や傷がないものは希少性が高く、買取相場も上がります。
クラリティーの評価はFLを最高ランクとした、IF、VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、I3の11ランクです。
なお、これらの質の基準は、天然ダイヤモンドにのみ適用されます。
天然ダイヤモンドに似せて作られた合成ダイヤモンドなどの場合は、希少性の面から大幅に価値が下がりますので注意しましょう。
鑑定者は準備出来ている?
手元に鑑定書があれば、これらの品質評価が確認でき、買取相場を知ることができます。
もし鑑定書がない場合は、カラット数だけであれば、ジュエリーの刻印で確認してみましょう。
カット・カラー・クラリティーについても知りたいなら、数千円かかりますが、GIAやCGL(中央宝石研究所)などの宝石鑑定・鑑別機関に鑑定書を出してもらうこともできます。鑑定書を取る場合、ダイヤの質の評価は鑑別機関によって結果が変わることがありますが、国内の鑑別機関で最も信用の高いCGLに頼んでおけば安心です。
鑑定書がなくても査定して買い取ってくれる買取店もありますので、もしすぐにでも現金化したい場合は、カラットでおおよその相場を調べて持って行ってみてくださいね。
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